パパタラ第六期

スクリーンショット(2011-06-18 18.50.38).psd
スクリーンショット(2011-06-18 18.21.32).pngスクリーンショット(2011-06-18 18.21.23).pngスクリーンショット(2011-06-18 18.20.52).pngスクリーンショット(2011-06-18 18.20.23).pngスクリーンショット(2011-06-18 18.20.52).pngスクリーンショット(2011-06-18 18.21.23).png

-----------------------------------------------------------------

第6期(1996年 - 1998年)

ヴォイス表現、ダンス表現、そして環境の三つの要素を一体化させた時期

-----------------------------------------------------------------
この時期から、海外公演という形だけでなくコラボレーションという形で、パパ・タラフマラは国際的な創作活動に舵を切った。その最初が香港のアート集団ズニ・アイコサヒドロンとの合作による『草迷宮』(1996年)である。これ以降、パフォーマーのみならず、美術、映像、音楽に多くの海外アーティストを招くようになった。
『船を見る』(1997年)は、それまで模索してきたダンス、ヴォイス、空間の要素が融合し、演出の小池博史も「自分のめざしていたレベルに達したと思った」と語った[12]、パパ・タラフマラの代表作の一つである。2002年、新演出の『SHIP IN A VIEW』がヴェネツィア・ビエンナーレの招待作品として上演されたほか、南米、アジア、北米など世界各地で公演されている。同作品は海外でも高く評価され、イタリアの『ガッゼッティーノ』紙では「振付家の小池博史は、飛び抜けた発想で東洋的なものと西洋的なものとを組み合わせ、視覚的にも感情的にも衝撃的な、独自の言語を創造していることが伺えた」と評された。
1997年から始まる「島」シリーズは、リュウ・ソーラ、インゴ・ギュンターといった海外アーティストを音楽、映像に起用し、4作まで作られたのち、『Love Letter』として大作『WD』(2001年)の第2章に組み込まれた。第3期以降、台詞の使用は長らく途絶えていたが、『島―Island』の頃から再び作品に用いられるようになった。

fune_wo_miru_2.jpgisland_2.jpgisland_no_wing_bird_on_the_2.jpgharu_hiru_-1998_10_24_25_2.jpg

「船を見る」初演 1997年4月 東京 銀座セゾン劇場

DSC_0034.JPG