パパタラ第三期

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第3期(1987年 - 1988年)

柔らかな空気感と清新な空気からなる作品を作った時期

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「タラフマラ劇場」から「パパ・タラフマラ」へ改称。改称の意図は、「劇場」という言葉が、「演劇」という枠組みを示すものであったからであり、「演劇」というイメージを脱却するためであったと推察される。実際に、『熱の風景』(1987年)、『アレッホ』(1987年)、『海の動物園』(1988年)といった第3期の作品は、音楽、美術、照明の空間的要素に力を入れ、台詞をほとんど廃し、インスタレーション的空間の中に演者もオブジェのように配されるスタイルとなる。
「いっさいの表象性、意味性を消去した独自の自由な表現の模索」として「ポストモダンの演劇」であると評価する者や、文学的要素を廃するのはこの時代の世界的な潮流であったことから、「パパ・タラフマラの舞台は可能性に満ちている」と評されるなど、この時期から雑誌等での注目が高まり始める。

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「熱の風景」 初演 1987年5月 吉祥寺バウスシアター

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