小谷野さんの授業を受けた学生の反応はいかがでしょうか?
普段なかなか実際に触れることのできない分野ということもあり、楽しんでもらえているようです。
身体の使い方も普段やっていることとは全然違うので大変でしょうが、実際にガムランの音をかけてそれに合わせて動いてみることでバリ舞踊の呼吸感を感じることができ、神秘的なバリ舞踊の世界を垣間見ることができたのではないでしょうか?
小谷野さんの考える「からだ」とは何でしょうか?
器。
P.A.I.の学生、これから入学を希望される方にメッセージをお願いします。
こんなに多彩な授業をそれぞれ一流の講師たちが教える身体の学校は、日本はもとより、世界でも稀だと思います。そんな素晴らしい環境にあるのだということを自覚して、一歩も二歩も進んだ素晴らしい身体を手に入れてください。
必ずしもパフォーマーになるのでなくとも、今後の人生に大きな影響を与えること間違いなしです!
プロフィール
東海大学音楽学課程在学中よりサウンドスケープ研究の傍ら、バリ舞踊を始める。
同大学院芸術学研究科修了後、1995年よりインドネシア政府給費留学生としてインドネシア国立芸術高等学院に留学。学外でも現代バリ舞踊界最高の舞踊家達に師事し、舞踊技術と同時に精神的哲学的影響も強く受ける。 バリ島各地のガムラングループと共に舞踊の奉納公演に多数参加。 2006年、Asian Cultural Councilの助成によりアメリカに滞在。サンフランシスコ在住の演出家ラリー・リードの元で影絵の手法を学ぶなど、新しい展開が期待される。