司会「こちらワークインプログレス(以下WIP)で、途中段階を発表しながら作っていくというような作り方をしているんですが、小池さんWIPというのを簡単に説明していただけませんか?」
小池「こうゆう膨大な作品を一度にやろうとすると物すごく大変で、パフォーマーに限らず、音楽家とかがアメリカ、中国、マレーシアなど、いろんな国から来ていて、そうゆう中で一つ混沌とした二十世紀っていうのはなんだったのかってゆうのを探りたかったところもあったので、やっぱり断片で作っていかないと無理だなってことで、まずは断片で作って、いろんな国で上演して、それを最終的に東京に持ってきているとうゆうような形で作りました。最初は、第一章のI
was bornとゆうのを世田谷トラムでやって、第二章のラブレターはオーストラリアでやり、第三章は日本でやってるんですが、第四章は初演をサンフランシスコでやっています。全部断片で作って、まとめたら、四時間半位になってしまって、ちょっと長すぎるなってことで全部切り落とて、結局最終的には休憩入れて三時間半位の作品になりました。」
司会「その途中段階の舞台や稽古は葛西さんはご覧になりましたか?」葛西「この時は見て無かったかも知れないんですけど、やっぱり興味津々で見に行ったことはありますね。見てると一緒に踊りたくなっちゃうんですよ。(笑)良いですよね、稽古風景。」
小池「そうですよね。葛西さんはバドミントンやってるんで、見るといつも「やっぱり体ですよね!」って言って帰っていきますよね。」
司会「小池さんも様々な場面で身体性につてお話しされているので、共通するものがあるのでしょうか。」
小池「そうですね。」
葛西「おもしろいですよねー。」